PRESIDENT BLOG

「感動を創出する私たちの挑戦  ~人財育成を軸とした成長戦略~」

「感動を創出する私たちの挑戦  ~人財育成を軸とした成長戦略~」

皆さま、こんにちは。株式会社ツボイの坪井です。

触れたくないので、触れないでおこうか迷ったのですが…阪神タイガースの日本シリーズ、1勝4敗でソフトバンクホークスに完敗でした。あれだけ圧倒的な強さを誇っていたタイガースでしたが、パリーグの底力を見せつけられた結果となりました。

解説者の方々は「第二戦のサプライズ先発に問題があった」など様々な分析をされていますが、後づけならだれでも言えるものです。仮に勝っていたら全く違うコメントになっていたでしょうね(笑)。まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」の世界です。

さて、本題に入ります。先週末、親交のある同業者社長の会社にお邪魔してきました。目的は情報交換です。この社長の凄いところは、様々な角度にアンテナを張り、良いと思えば「即断・即決」のスピード感が半端ないこと。私も見習うべき点です。

情報交換のテーマは「現在、力を入れていること」について発表でした。私の答えは「ずっと同じですよ」と(笑)。この10年間、一貫して人財育成に力を入れ続けています。ただし、やり方は時代と共に大きく進化させてきました。

振り返れば、創業当初は「技術指導」が中心でした。技術者としての腕を磨くことが最優先事項だったのです。その後、お客様とのコミュニケーション力の重要性に気づき、「接客力向上」にシフト。さらに時代が進むと、一人ひとりの「提案力」が求められるようになりました。

そして今、私たちが注力しているのは「チーム力の向上」です。個々の能力を高めるだけでなく、それぞれの強みを活かし合える組織づくりこそが、複雑化するお客様のニーズに応える鍵だと考えています。

その社長から「坪井さんは強くこれと決めたらとことんやり続けるよね。なんでそこまで人財育成に拘るの?」と問われ、私はこう答えました。「一番は先代がひと(社員)を大切にしていたからだと思います」

これは大袈裟ではなく、ツボイという会社の根幹です。先代の人に対する考えや想いをカタチにすべく経営者になったと言っても過言ではありません。

先代は常々「会社は人なり」と口にしていました。どんなに素晴らしい設備や技術があっても、それを扱う人の質が伴わなければ意味がない—そう信じていたのです。私もその教えを胸に、日々の経営に取り組んでいます。

人財育成は時間も労力も相当かかります。しかも成果がすぐに目に見える形で現れないため、本気で取り組む会社は多くありません。四半期ごとの数字に追われる現代のビジネス環境では、なおさら「すぐに結果が出ない投資」は敬遠されがちです。

しかし、お客様に感動を提供するのは現場のスタッフたち。彼らの成長なくして感動は生まれません。リフォーム業界は特に「人」が商品と言っても過言ではありません。技術はもちろん、お客様の暮らしへの想像力、提案力、そして何より信頼関係を築く人間力が問われる仕事なのです。

だからこそ、弊社は「人」に投資し続けるのです。短期的には遠回りに見えても、長い目で見れば最も確実な会社の財産になると信じています。そのスタッフたちと一緒に地域でずっと必要とされ続ける会社を築いて
参りますので引き続きよろしくお願いいたします。本日も最後まで社長ブログをお読みいただきありがとうございました。また次週元気にお逢いしましょう!

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お客様の安心・安全な暮らしを創造し続けます。
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