水回りリフォーム

最近人気のオープンキッチン。
あるお客様から、「カウンターキッチンの開口部をオープンにしたい」というご要望をいただきました。ここで重要になるのは、なぜオープンにしたいのか、その理由をじっくりお聞きすること。「料理をしながら家族と会話を楽しみたい」ということであれば、既存のキッチンを残し、吊戸棚を撤去して、セミオープン型の対面キッチンにする選択肢もあります。フルオープン型ほどの開放感はありませんが、散らかりがちな手元まわりを隠せるという利点があります。
しかし、ヒアリングで分かったお客様のニーズは、LDK全体の開放感。そこで私たちは、吊戸棚だけでなく、リビングとキッチンを仕切っていた間柱を撤去し、アイランドキッチンを採用したオープン型キッチンをご提案。お客様が求めていたオープンな空間を叶えることができました。

洗面台は、手洗いやうがいをする場所というイメージが強くあります。
しかし人によって洗面台の使い方は実にさまざま。洗濯機のある洗面室では、洗面台で汚れのひどいものをつけ置き洗いすることもあれば、ペットのお風呂代わりに活用するケースも。そんなときは、洗面ボウルが広く深いものがおすすめです。また水栓周りも汚れやすいため、蛇口が上についているタイプを選ぶと、お手入れがラクになります。
またお化粧スペースとして利用する場合は、三面鏡や前面から光を照らす「女優ライト」を設置すると、あらゆる角度から自身の姿が確認でき、顔色もはっきりと映るため、お化粧がしやすくなります。
洗面台は、お客様のライフスタイルや日々の習慣を把握し、手洗い・うがい以外の用途でも、使い勝手が良くなるような設備や機能を備えたものをご提案しています。

ツボイでは、お客様のご要望を一通りお聞きした後、メーカーショールームを見学していただきます。
特にトイレは、限られた空間であるだけに、掃除がしづらい、手洗い器や収納がないといったお悩みも多く、不便さを解消するには設備機器が重要になります。しかし数多くの商品から、最適な機器を探すのはなかなか難しいこと。
例えば、日々のお手入れにお悩みなら、タンクレスや凹凸が少ない便器の形状、床に設置しないタイプのものなど、トイレの形状に注目するほか、自動洗浄やフチなし便器、汚れ防止ミストなどの機能に注目して選ぶ方法もあります。そこで、私たちは、お客様のお話からいくつか候補を絞った上で、一緒にショールームへ足を運び、実際に目で見て、触れて、使い勝手を確認いただくことを大切にしています。
またトイレ交換時には、気になる床やクロスの補修・貼り替えのご相談にも応じています。

浴槽にひびが入った。洗い場の汚れが気になる。
浴室は、そうした経年劣化による設備機器の故障や不具合、汚れなどが要因でリフォームを検討するケースが多く見られます。そんなときは、設備機器の交換だけではなく、脱衣場も含めて、普段から抱えているお困りごとを合わせて解消することをおすすめします。
現在は、自動洗浄機能が付いたお手入れのしやすい浴槽のほか、節水機能付きの蛇口やシャワーノズル、保温性の高い浴槽など、省エネ機能に優れたものがあります。また冬の寒さが気になる場合は、浴室・脱衣所暖房の設置のほか、内窓設置や断熱窓への交換など窓リフォームを検討すると良いでしょう。
特に省エネや断熱に資するリフォームには、国や地方の補助金や減税制度が活用できることがあります。私たちは、各種制度や補助金を利用したお得なリフォームのご提案も行っています。