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実は間違っている敬語

実は間違っている敬語
つい先日まで半袖上着で汗かいて
いたのですが昨日(10月17日)から
急に冷えだし、急遽冬服を引っ張り出した
今日この頃ですが
皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日のタイトル「実は間違っている敬語」
ですが、私はメールでお相手に文章を送る際
この敬語って正しいのか?と迷う時があります。

ということで今回は日常的に使われる間違い
やすい敬語について書きたいと思います。

間違えずに使えたらカッコいい大人と思われるので
是非とも参考にしてみてください。

それでは始めます。

1・(依頼する時に)〜してください
漢字の「下さい」は物が欲しい(give)時
ひらがなの「ください」は何かをして欲しい
(please)に使われるそうです。
なので依頼する時は「〜してください」
正しい表現になります。

2・(やってもらう時に)〜して頂く
漢字の「頂く」は食べる(飲む)、物を貰う時
ひらがなの「いただく」はしてもらうという
意味として使われるそうです。
なので「〜していただく」が正しい表現になります。

3・メールで「御社」と書く
 「御社」は話し言葉、「貴社」は書き言葉
として使い分けるのが正しいみたいです。
ただし、親しい間柄の場合は「御社」でも
問題ありません。

4・〜になります
変化しないものに対して「〇〇になります」は
間違いだそうです。
「入館証が必要になります」「お手洗いは右手
になります」「こちらが資料になります」は
実は間違いだそうです。
ただしくは「入館証が必要です」
「右手でございます」「資料でございます」
が正しい表現になります。

5・厚くお詫び申し上げます
「厚く」は感謝の意を述べる時などに使います
「深くお詫び申し上げます」が正しい表現になります。

6・お休みいただいております
「いただく」は自社に対する敬意になるので
「お休みをとっております」が正しい表現に
なります。

7・ご承知おきください
「ご承知」そもそも二重敬語になり
目上の方に知っておいて欲しいことを使える時は
「お含みおきください」が正しい表現になります。

8・〜ればと思います
「れば」は条件表現ということで、目上の人に対して
使うのは失礼にあたります。
例えば「事務所までお越しいただければと思います」ではなく
「事務所までお越しいただきたく存じます」
「事務所までお越しいただけますか」が正しい表現になります。

9・ご参加されますか
「ご」+尊敬の「れる」の二重敬語です
「参加されますか」「ご参加なりますか」
正しい表現になります。

10・ご利用できません
「ご〜できる」は自分ができることを
低めていう謙譲語なので間違いだそうです。
「ご利用になれません」が正しい表現になります。

11・役職に様をつける
「社長様はいらっしゃいますでしょうか」など
役職に敬称をつけるのは間違いです。
「社長」「〇〇社長」「部長の〇〇様」
正しい表現になります。

12・私には役不足ですが
大役を任された時にいいがちなのが、
「役不足」とは、自分にとって役が軽すぎて
不足という意味なので、逆に傲慢な意味になります。
「私には力不足ではありますが」
「重責ではございますが」
「身に余る光栄でございます」などが正しい表現です。

以上が間違いやすい敬語についてでした。

普段使わない敬語を使う時ってドキドキしませんか?
ちなみに私はよくあります(笑)
この表現は正しかったのだろうか?
あとで間違っていたことに気付き恥ずかしい思いを
することも多々あります。

みなさまも今一度、間違った敬語になっていないか
確認して頂けたら幸いです。

では、また次週のブログでお会いしましょう!