PRESIDENT BLOG

18年ぶりの「あれ」

18年ぶりの「あれ」

皆様、こんにちは。
今日は以前ブログで宣言させていただいて
いた通り、「あれ」が果たされましたので
ありったけの想いを綴らせていただきます(笑)

ということで阪神タイガースのファンの皆様、
18年ぶりの優勝おめでとうございます~
(阪神ファン以外の方はどうかお許し願います)

まずは野球にあまり興味が無いという方も
いらっしゃるかと思いますので簡単に
説明させていただくと「あれ」というのは
阪神タイガース岡田監督が就任した際に18年間
優勝から遠ざかっていることもあり選手が
プレッシャーを感じないようにとあえて優勝のことを
「あれ」と表現されたのが始まりでした。

前回優勝したのが2005年。
しかも当時の監督が岡田監督でした。
否応なしにも期待は膨らみます。
とはいえ就任当時は決して肯定的な話題
だったかというとそうではありませんでした。
御年65歳ということもあり選手と孫ほどの年齢差で
コミュニケーションがうまくとれるのか?
昭和スタイルで選手を育てられるのか?等々
マイナスな意見の方が多かったように思います。

蓋を空けるとぶっちぎりでのセントラルリーグ優勝!
プロの世界は結果が全てだととよく言われますが
手のひら返しが実に凄い(笑)

振り返れば私は金本前監督・矢野前監督の
自前で選手を育てる育成方針に切り替えた
ことも大きかったように思います。
なぜなら1番近本選手 3番森下選手 4番大山
選手 5番佐藤(輝)選手はドラフト1位選手
なんですよね。
ひと昔前では考えられない今では育成の阪神と
言っても過言ではありません(笑)

岡田監督の話に戻らせていただくと
趣味が将棋だそうです。プロの棋士は
500〜1000手先くらい考えるそうです。
このことを考えると岡田監督は戦略的監督と
言われるのも納得ですね。
比較的難しい印象の岡田監督でしたが
優勝監督インタビューやビールかけの際の
挨拶など聞いてると実にユーモア溢れる監督で
した。
ビールかけでのミエセス選手いじりは最高でした(笑)
是非YouTubeで検索してみてください。
めちゃくちゃ面白いので。

最後に私が最も感動したシーンを最後に語らせて
ください。
それは大山選手の号泣シーンです。
思い起こせば、2016年10月20日の
ドラフト会議で阪神タイガースが1位で指名
したのが大山悠輔選手でした。
会場からは「ええっ」という驚きの声が
TV越しに聞こえてきました。
当時はあまり世間には知られていなかった
こともあり2位でも獲得できたのでは?という
否定的な意見も多く、翌日のスポーツ紙は
こぞって否定的な紙面になっていました。

その悔しさをバネに活躍するものの
甲子園は広くホームランがなかなか出ない
球場ということもあり他球団の4番打者と
比べられると数字的には見劣りするんですよね。
また優勝できない球団の4番打者という印象も
つきまとい苦しんだそうです。
私が感じる大山選手の凄さはどんなに凡打を打っても
必ず1塁まで全力疾走します。
凡打してどんなきついヤジを飛ばされても
その逆の最高のホームランを打っても相手投手に
失礼に当たると表情一つ変えない姿勢は人として
素晴らしくいつしか私は大山選手の大ファンに
なりました。
どんな状況でも決して喜怒哀楽を見せてこなかった
大山選手が優勝の瞬間に見せた涙が私の選ぶ
感動シーン第1位に選ばせていただきました。

まだまだ書きたいことは山ほどあるのですが
収拾が付かない状況になってきましたので
本日のブログはこの辺りで失礼したいと思います。
野球に興味のない方・他球団のファンの方には
気分を悪くさせてしまったことをお許し願いたいと
思います。

この先クライマックスシリーズを勝ち進み
1985年以来2度目の日本一になった際には
もう一度、ブログで喜びを声を書かせてください
それでは皆さんごきげんよう(笑)