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直訳できない言葉

直訳できない言葉

みなさま、こんにちは!
広報企画の田尻です。
夏になり蝉が鳴き始めているという話をさまざまな場所で聞いておりました🌞
ですが北浜事務所で働いていると蝉が鳴いているのが聞こえてきません…今日は久しぶりに京田辺営業所に出勤しているのですが、もう駅を出た瞬間から蝉が鳴いていました🫢
やはり大阪市内は蝉が少ないのでしょうか。
いや、もう少ししたら嫌になるほど蝉の鳴き声を聞かなければならなくなるのか。
どちらにしても夏らしさを感じながら過ごしていきたいと思います!

以前、小説を読みたくなって『風が強く吹いている』を読んだというお話をしました(2025年6月11日「小説からの学び」)。
ページ数が多いこともあり社長はなかなか読んではくれませんが(読めというプレッシャーではありません🙇🏻‍♀️)、興味があると思っていただいたみなさまにはぜひ読んでいただきたいと思います(できれば来年の箱根駅伝までに読むことをおすすめいたします🏃🏻‍♂️🏃🏻)。
その後も小説を読みたくなりペースは遅いですが数冊読んでおります📖
その中でも、2025年本屋大賞を受賞した『カフネ』がとても面白かったので、今日は紹介しつつ感想のお話をさせていただきます!

みんなに好かれ、愛されていた弟の春彦を29歳の若さで亡くした薫子は、春彦の遺志で元恋人のせつなに会うことになりました。自分より若い上に不愛想なせつなに薫子はいらだちを見せていましたが、さまざまな事情で荒んだ生活をしていた薫子はせつなの前で倒れてしまう…。そのときせつなの態度からは想像もできないほどの美味しくてあたたかい料理を目の当たりにした薫子。そんなテキパキと美味しい料理を作るせつなとペアを組んで家事代行サービス「カフネ」で薫子はボランティアで活動することになりました。利用される方はさまざまな事情を抱え、そこに触れることで薫子はさまざまなことを考え、せつなとの絆も深まっていきます。カフネでの活動を重ねるごとに知る春彦とせつなの関係、春彦の本当の姿や死の真相、せつなの抱えるものなど、徐々に明らかになっていきます。
ただ家事代行サービスで活動することで薫子が変化していく物語ではなく、一つずつ「そういうことだったのか」と分かっていくことも楽しい物語。早く先が知りたいと思い、どんどん読み進めることができました!

これは本屋大賞受賞のときに度々話題になってはいましたが、せつなの作る料理の美味しそうなこと😋
薫子はせつなとペアを組むときはお掃除担当だったのですが、その薫子も「あんなに美味しそうな料理を目の前で作られたらお腹が減ってしまう」というようなことを言うほど美味しそうなものでした🍙🥪
特にせつながどのお家でも作っていた「卵味噌」は初めて聞いた料理だったのですが、気になって調べ食べてみたいと思ったほどでした🍳
この「卵味噌」も物語の中で重要になっています。

そして物語の舞台が東京の八王子だったことも私にとっては嬉しかったり🤭
来週の月曜日に弊社のInstagramにあがるスタッフ紹介動画をご覧いただいたら分かると思うのですが、馴染みのある風景が思い浮かんできました!

食べることは生きること。
「カフネ」代表の斗季子の話から、食べることと寝ることを整える大切さも感じることができました。
当たり前のことを大事にしたいと思い、あたたかい気持ちになるような、そっと寄り添ってもらえるようなお話でした✨

最後に「カフネ」ってどのような意味なの?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ポルトガル語なのですが“直訳できない言葉”と言われております。
気になったという方は「カフネ」の意味を調べてみるとともに、本を手に取っていただけたらと思います!

本日もご覧いただきありがとうございました。
ではまた来週😉✨

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